レイドザップのレジンを使い始めて約1年、もはや手放せないアイテムとなりました。タイイングデモ等のイベントでも、参加者の皆様に「ぶっちゃけどう?」みたいに質問を受けることも多く、関心の高さがうかがえます。
とりあえずザックリと各種の特徴を。
◎THICK
◎MEDIUM
◎THIN
◎SUPER THIN
上記は硬化後がカチカチになるシリーズ。そしてTHIK~SUPER THINへと順に粘度が低くなっていきます。まぁ名前の通りです。
THICKはとにかく高粘度。フライのヘッドの肉盛りやシールアイを3Dアイにするなど厚みが欲しい時にはこれを使っています。
MEDIUMはめちゃくちゃ普通な優等生。使用用途の幅が広く、とりあえずの1本目にはコレかと。
THINはストリーマーのアイを仮止めした後にアイの裏側に染み込ませたい場合などに多用してます。
そしてSUPER THIN。私的にはコレが一番。ストリーマーのウイングやエビ・カニパターンのファイバーをまとめる際やクセ付けには手放せません。今までは瞬間接着剤で行っていた作業のほとんどがこれに置き換わりました。白化することもなく一瞬で硬化するのは便利以外の何物でもありません。
◎FLEX THICK
◎FLEX
こちらはFLEXの名の通り硬化後も弾力があるタイプ。それの粘度違い。ストリーマーのアイを包むようなヘッドのコーティングの際に使用してますが、浜名湖には東京湾シーバスのようにタイトにストラクチャーを狙うようなこともないため、過酷と言えるようなテストは出来ていません(笑)
しかし、リトリーブ後のピックアップに失敗し船外機にフライをぶつけてしまった場合でもアイは残ってましたので、ちゃんとFLEXなんでしょうね。
使い分けは、大型フライにはFLEX THICK、通常~小型フライにはFLEXを使用しています。これは単純に大型フライは塗布する面積が広くなるため、高粘度の方が作業中に液ダレしにくい事と、厚塗りしやすい事によるものです。
◎BLACK WIDOW
◎fl.green
◎fl.orange
◎fl.pink
◎fl.red
ザックリいうと色つきのFLEX。フレッシュウォーターのフライではアントのボディーや、カディスピューパ?ラーバ?を作る際に好評らしいです。。。
ソルトフライではどうしても暖色系になりますよね。ストリーマーのギルやエビ・カニの内臓(ミソ)等々。発色も良く少量でギル等を表現するには最適です。しかし、硬化後の硬度はFLEXなので何かを固定するというよりも、アクセント作りといった使い方が良いのかもしれません。
以上、ザックリとした使用感ですがRAIDZAP、一番のメリットはちゃんと専用ライトが用意されていることだと思います。UVレジンを使うかどうか迷っていた時期に、私が調べた範囲では「硬化後のベタツキは硬化不良」だと聞きました。実際にそう感じることも多々ありました。
一昔前のレジンのように黄変することもありませんし、当然、硬化後のベタツキもありません。
唯一の泣き所は「安くは無い。」って所ですかね。(笑) しかし、作業性の向上、フライのクオリティーが上がるって事を考えると。。。
アリだと思います!!
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